導入の背景
申込件数の増加に伴い社内での対応が限界に。多大な労力と時間をなんとかしたい
2014年9月に国内初の不動産特化型クラウドファンディング事業を開始したロードスターキャピタル株式会社。提供する「OwnersBook」は、1口1万円から始められる資産運用のプラットフォームだ。
これまで同社では、サー ビス申込者の本人確認業務を、カスタマーサポートを担当する3名の社員で行っていたが、申込件数の増加に伴い、社内での対応が限界に来ていた。2017年頃の状況を同社 取締役運用部長の成田洋氏は、次のように説明する。
「本人確認業務には大きく3つのプロセスがあります。1 つめが、お客様がネット上で入力された惜報とアップロー ドいただいた確認用資料の情報を突合して間違いの有無をチェックするフェーズ、2つめがお客様に本人確認通知のはがきを送るフェーズ、そして3つめが、少数ですが入力情報の間違いなどではがきが戻ってくるので、それを再度お客様に確認するフェーズです。以前はこれら全ての業務を、私も含めれば計4名の社内人員で行っており、多大な労力と時間がかかっていました。この状況を何とかしたいと考えたのです」。