クリアル株式会社様
設立日 | 2011年5月11日 |
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本社 | 〒104-0061 東京都中央区銀座2-16-11 片帆ビル3階 |
事業内容 | アセットマネジメント事業/ヘルスケアファンド事業/ クラウドファンディング事業 |
HP | https://corp.creal.jp/ |
導入のPOINT
導入の背景
2018年11月より、1万円から始められる不動産投資クラウドファンディングサイト「CREAL」の提供を開始したクリアル株式会社では、サービス開始に当たり、個人投資家からの利用申し込みに伴う本人確認作業をいかに効率よく行うかに頭を悩ませていた。当時の懸念について、同社代表取締役社長の横田大造氏は次のように振り返る。
「当初想定していた申し込み件数は月間1000件でした。それを受けての本人確認業務を社内で吸収しようとすれば、多大なマンパワーとコストがかかります。何かいいサービスは無いかを模索していました」(横田氏)
検討のポイント
「CREAL」の立ち上げに伴い新たに発生する本人確認業務について、同社ではまず社内で行った場合のコストを試算したという。人件費、紙代、インク代、印刷費と細かくつみあげていったのだ。一方で業務自体をアウトソーシングすることも視野に入れ、[ハガキ発送][API]などのキーワードでネットを検索して上位表示されたネクスウェイに声をかけた。この点について、本人確認業務を統括する最高技術責任者の太田智彬氏は次のように説明する。
「実は金額的にはそれほど差が無かったのですが、ネクスウェイの担当者には、犯収法やマネーローンダリング、さらには本人確認業務そのものに対する豊富な知識がありました。こうした専門ノウハウに基づく業務対応に加えて、社内で人員を抱えてしまうと退職や異動の度に採用コストが発生します。ネクスウェイに依頼したほうがより多くのメリットを享受できると判断しました。またサービス側と我々のシステムをAPIで連携できるので、本人確認通知ハガキの発送指示も簡単に手間なく行う事が出来る。サービスの説明を受けてから1週間後には利用契約を結びました」(太田氏)
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導入の効果
本人確認・発送追跡サービスは「CREAL」の開設と同時に利用を開始した。実質1ヶ月間での導入だ。
「当初は厳しいかなと思いましたが、ネクスウェイが綿密なスケジュールを引いてくれたこと、またサポートのレスポンスが非常に速かったことで、わずか1か月で導入できました。ネクスウェイの気概を感じましたね」(太田氏)。
サービスの導入から現時点で約4ヶ月が経つが、本人確認業務をネクスウェイにアウトソーシングしたことで、同社はマーケティング施策の実施に連動する利用申し込み数の変動にも、全く問題なく対応できているという。
「大きなファンドの募集を行った時には月平均の2倍を超える件数になる場合もあります。また我々はこの先クラウドファンディングで1000億円の運用を目指そうと考えています。こうした繁閑差や今後の事業成長といった環境変化にも柔軟に対応できる点も、ネクスウェイのサービスを利用する非常に大きなメリットの1つですね」(横田氏)。
本人確認ハガキデザイン