24365(24時間365日)とは? 重要な理由・課題・負担を減らすための対策を紹介

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緊急事態への対応が必要なサービス・業界や、投資口座の開設などリアルタイム性が求められるサービス・業界では24365(24時間365日)体制への需要が常にある状態です。

しかし、24365体制を安定的に運用していくためには課題もあります。
そこでこの記事では、これから24365体制が必要なシステムやサービスを立ち上げるご担当者に向けて、24365が重要な理由や課題、円滑に運用していくための対策を紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.24365とは?
  2. 2.24365が重要な理由
    1. 2.1.緊急事態への対応
    2. 2.2.公共の安全を保つため
    3. 2.3.多様な働き方への対応
    4. 2.4.生産性の向上
    5. 2.5.グローバル市場への対応
    6. 2.6.リアルタイム性が求められるサービスへの対応
  3. 3.24365の課題
    1. 3.1.健康への影響
    2. 3.2.人材確保と維持
    3. 3.3.生産性と品質の維持
    4. 3.4.コストの増加
    5. 3.5.顧客サポート
    6. 3.6.リスク管理と安全対策
  4. 4.24365の課題への対応策
    1. 4.1.業務の自動化
    2. 4.2.ekycの導入
  5. 5.メンタルヘルスサポート
  6. 6.24365の負担軽減のためにekycを導入するなら【ネクスウェイ本人確認サービス】
  7. 7.まとめ


24365とは?

24365(24時間365日)とは、24時間365日でサービスや社会インフラが円滑に運営できるように対応をすること、もしくは対応が必要なことです。24時間稼働しているITシステムや医療看護業界、警察、消防、小売業界など24365で対応しなくてはいけない業界業種は多岐にわたります。24時間稼働のサービスを提供している企業は、円滑な運用体制を整えることが必要です。


24365が重要な理由

ここからは、24365が社会にとって重要な理由をご紹介します。
24365が重要なおもな理由は、以下の6つです。

・緊急事態への対応
・公共の安全を保つため
・多様な働き方への対応
・生産性の向上
・グローバル市場への対応
・リアルタイム性が求められるサービスへの対応

それぞれの項目について詳しく解説します。


緊急事態への対応

緊急事態への対応が必要な仕事は、24365体制が必須です。
いつ緊急事態が発生してもおかしくない仕事のため、24365体制を整えておく必要があります。具体的な仕事を挙げると、以下のとおりです。

・警察:事件・事故の発生
・消防、救急:火事の現場に急行、急病人の搬送
・医療関係:患者の対応
・IT:24時間稼働のサービスで障害が発生した場合の対応


公共の安全を保つため

道路や鉄道、飛行機などの公共交通機関では、公共の安全を保つために24365が必要です。
道路や線路などの修復やメンテナンスは、夜間など人が少ない時間に行われます。定期的な修復やメンテナンスは、社会インフラを支えるため必須です。また、空港は国際便などが絶えず離着陸するため常に対応が必要です。このように、社会インフラを支える仕事は、24365体制が必須です。


多様な働き方への対応

人々の多様な働き方に対応するため、24365が必要です。
ワークスタイルや生活リズムの多様化で、顧客が24時間サービスを求めることも増えています。夕方から働き始める人もいれば、夜勤で働く人など様々です。そのため、コンビニエンスストアやECサイトは、いつでも利用できる状態にしておく必要があります。


生産性の向上

企業が効率よく利益を生み出せるようにするためには、生産性の向上が必要です。
生産ラインや施設の稼働時間を最大限活用することで、生産性の向上につながります。例えばECサイトの倉庫やコンビニエンスストアに並ぶ食品工場などが挙げられます。ECサイトは、いつ注文が入っても迅速に発送できるように24365体制がとられています。またコンビニエンスストアに並ぶ食品も、1日の中で何度も納品が行われるため24365で作られていることがあります。このように、利用できる生産ラインや施設の稼働時間などのリソースを最大限活用することで、生産性の向上が期待できます。


グローバル市場への対応

現代はインターネットの普及により、経済のグローバル化が進んでいます。たとえば、複数の国や地域でビジネスする場合は、24時間顧客やパートナーとの連絡や取引ができる状態にしておく必要があります。そのため、企業や組織は24時間いつでも業務遂行ができるようにスタッフやシステムを用意しておく必要があるでしょう。


リアルタイム性が求められるサービスへの対応

その他に、証券会社や暗号資産通貨取引所での口座開設などのリアルタイム性が求められるサービスの業界においても24365は重要視されています。
口座開設の窓口に時間の制限があると、ユーザーが投資のチャンスを逃してしまう可能性があります。営業時間に縛られず、いつでもサービスが利用できるという点がユーザーにとって付加価値となり、企業の利益につながるケースです。


24365の課題

24時間365日、サービスやシステムを安定して稼働させられることは大きなメリットです。しかし、安定した稼働を行っていく上で課題があるのも事実です。
具体的には、以下のような課題があります。

・健康への影響
・人材確保と維持
・生産性と品質の維持
・コストの増加
・顧客サポート
・リスク管理と安全対策

それぞれの項目について詳しく解説します。


健康への影響

人は、昼間に活動し夜間に休息するように設計されています。そのため、24365に対応する夜間勤務や不規則な勤務を強いられる労働体制は、睡眠障害や消化器系の問題、心理的ストレスなどの健康問題を引き起こす可能性があります。


人材確保と維持

24365を安定して稼働させるためには、休日や時間帯問わず24時間365日サービスやシステムを監視し、何かトラブルが起きたときには迅速に対応しなければいけません。そのためには、対応する人材が必要です。しかし、夜間や土日祝日も働く業務には、人材が集まりにくい傾向があります。また、労働人口の減少も人材確保が難しくなっている原因の1つです。統計局が実施した「第1 就業状態の動向 1 労働力人口」によると前年に比べて労働人口が8万人の減少(2年連続)との結果が出ており、24365を維持するための人材の確保も難しくなっています。


生産性と品質の維持

24365運用はシフト制で運用されていることが多く、入れ替わりの際には引継ぎが行われます。しかし、引継ぎが上手く行われなければ、作業ミスや重大なインシデントにつながる可能性があります。24365体制の勤務は、長時間にわたることもあるので正確な引継ぎが重要です。引継ぎがスムーズに行われるように、チェックリストなどを活用して生産性と品質の維持に努めましょう。


コストの増加

24365を維持するためには、膨大なコストがかかります。たとえば、深夜手当が必要だったり高いスキルを有するエンジニアを雇うための給与が必要だったりと、高い人件費が必要になります。また、セキュリティや設備の維持管理費などが増加する場合もあるでしょう。追加コストの増加は、企業の利益率に影響を与える可能性があります。


顧客サポート

顧客が24365を求める場合、企業は顧客サポートのための人材やシステムを準備しないといけません。たとえば、ECサイトで顧客がシステムの操作がわからないとき、対応できる人員がいないと機会損失の可能性があります。24時間体制に対応するためには、相応の追加のコストやリソースが必要です。


リスク管理と安全対策

24365体制では、セキュリティ管理が特に重要です。近年では企業を狙うサイバー攻撃が活発化しており、システムの安定稼働のためにはセキュリティ管理と安全対策が必須といえるでしょう。不正侵入や窃盗、破壊行為などのリスクを最小限に抑えるためには、セキュリティシステムの導入や監視体制の強化が必要です。また、危機管理計画や緊急対応の方法を定期的に周知することも重要です。


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24365の課題への対応策

24365体制を用意し、運営していくための課題は様々ですが、対策できることもいくつかあります。
例えば、具体的にはeKYCの導入を含む 業務の自動化や メンタルヘルスサポートなどです。

それぞれについて詳しく解説します。


業務の自動化

業務の自動化とは、本来人がおこなっている作業を自動化ツールに任せ、省人化や業務効率・生産性の向上などに役立てることです。業務の一部を自動化し、負担を軽減します。具体例は以下のようなものです。

・データを取得して入力する作業を自動化する
・現地調査の代わりにセンサーなどでデータを収集する
・請求書を自動生成する
・チャットボットや自動応答システムを導入する


ekycの導入

eKYCは、「electronic Know Your Customer」の略称で、オンラインで本人確認をおこなえる仕組みです。

従来の本人確認は対面や郵送での本人確認が必要で、時間や手間がかかることが問題でした。しかし、ekycであればスマートフォンだけで本人確認を完結できます。個人情報の確認作業など、セキュリティの配慮が必要かつ工数がかかる業務を軽減できます。

また、24365の人手不足や品質の低下を補うことが可能であり、人件費、事務手数料などのコストを削減できます。


eKYCによる本人確認の自動化については、「本人確認業務を自動化する方法とは?」の記事で詳しく紹介しています。
本人確認業務を自動化する方法とは?


eKYCについては、「オンライン本人確認「eKYC」とは?特徴や仕組みを徹底解説」の記事で詳しく紹介しています。
オンライン本人確認「eKYC」とは?特徴や仕組みを徹底解説


メンタルヘルスサポート

24365体制の場合、深夜シフト勤務が発生したり、ミスが許されない業務が続いたりといった理由から、従業員が心身ともに疲弊しストレスを溜め込みやすくなります。
ストレス軽減のため、リラクゼーションルームやマインドフルネスセッション、ストレスマネジメントトレーニングなどを実施しましょう。心身の疲れを軽減できれば業務への集中力が高まります。積極的に導入し円滑な24365体制を整えていきましょう。


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さらに、ネクスウェイ本人確認では、eKYCで本人確認書類を受けた後の転送不要郵便送付も「本人確認・発送追跡サービス」でアウトソーシングをすることが可能です。24365の負担軽減にかかる全ての工程をワンストップでお任せいただけるため、これまで確認に費やしていたリソースをコア業務に注力できます。

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まとめ

この記事では、24365運用が重要な理由や課題、負担を減らすための対策をご紹介しました。24365とは、24時間365日サービスやシステムが円滑に運営できるように対応すること、もしくは対応が必要なことです。

24時間稼働しているサービスを提供している企業にとって24365が重要な理由は、以下の5つです。

・緊急事態への対応
・公共の安全を保つため
・多様な働き方への対応
・生産性の向上
・グローバル市場への対応
・リアルタイム性が求められるサービスへの対応

課題も多い24365ですが、メンタルヘルスサポートや業務の自動化、ekycの導入などの解決策を実施することで円滑な運用を実現できます。24365の負担軽減のためにekycの導入を検討している事業者の方は、ぜひ「ネクスウェイ本人確認サービス」でのeKYC導入をご検討ください。


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ネクスウェイ/本人確認サービス 編集部
ネクスウェイ/本人確認サービス 編集部
金融・リユース・シェアエコ・不動産など230社以上の本人確認業務をご支援した経験をもとに、本人確認業務に関わる情報、eKYC化のポイント、業界ごとのユースケースなど価値あるコンテンツをお届けしていきます。ネクスウェイでは本人確認をトータルで支援するKYCクラウドサービスを提供しています。
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