仮想通貨の口座開設には本人確認が必須!確認方法や必要書類を解説

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仮想通貨の取引を始めるためには、口座開設本人確認が必須です。しかし、本人確認がなぜ必要とされるのか、そもそも本人確認はどのように行うのかなど、さまざまな疑問を抱えている方も多いでしょう。
この記事では、「仮想通貨とは何か」という基本的な情報から、本人確認を行う方法、口座開設時に利用できる本人確認書類まで、詳しく解説していきます。仮想通貨の取引を始めたいと考えている事業者の方は、ぜひ最後までご覧ください。


目次[非表示]

  1. 1.仮想通貨とは
  2. 2.仮想通貨の取引に本人確認(kyc) が必要な理由
    1. 2.1.本人確認が不要な仮想通貨取引所はある?
  3. 3.仮想通貨の口座開設で本人確認を行う方法
    1. 3.1.対面
    2. 3.2.郵送
    3. 3.3.オンライン(スマホ)
  4. 4.口座開設時に利用できる本人確認書類
    1. 4.1.日本国籍の場合
    2. 4.2.外国籍の場合
  5. 5.仮想通貨の口座開設にはeKYCがおすすめ
  6. 6.本人確認・口座開設の時間を短縮
    1. 6.1.オンラインですべて完結
    2. 6.2.不正アクセス・不正利用の防止
  7. 7.仮想通貨の口座開設におけるeKYCでよくある質問
    1. 7.1.本人確認の際にカメラが起動できないときは?
    2. 7.2.氏名、住所に変更があった場合はどうすれば良い?
    3. 7.3.事前に撮影した容貌の画像も利用できる?
  8. 8.仮想通貨の本人確認なら「ネクスウェイ本人確認サービス」
  9. 9.まとめ


仮想通貨とは

仮想通貨とは、通貨のような価値を持つ電子データのことで、商品の対価として主に使用されます。国や政府が支配する通常の通貨(法定通貨)とは違い、主にインターネット上で使用されることなどから、「デジタル通貨」とも呼ばれます。  

仮想通貨の中でも最初に作られたビットコインは、2009年に始まりました。それ以降、ビットコインから派生した新たな仮想通貨が数多く作られ、現在では「アルトコイン」と総称されています。
これらの仮想通貨と通常の通貨を交換できる場所として、仮想通貨取引所が作られたことにより、多くの人々が仮想通貨を持つようになりました。
※2018年12月に、金融庁は仮想通貨の呼称を暗号資産に改めると発表し、2020年5月1日に正式に施行されましたが、今回の記事では、引き続き「仮想通貨」と表記します。


仮想通貨の取引に本人確認(kyc) が必要な理由

改正資金決済法によって、仮想通貨の取引では「本人確認(KYC:Know Your Customer)」が必須とされています。このような法令が施行された主な理由としては、不正な取引や犯罪行為を未然に防ぐためです。
取引時に本人確認を行わないと、なりすましによる取引や偽名・借名を使った取引、あるいは「ネームロンダリング(名前の洗浄)」などの犯罪につながる行為が行われるリスクが高くなります。
KYCは、顧客が誰であるかを正確に把握し、不正な資金移動を防ぐための重要なプロセスです。これにより、仮想通貨取引における不正行為の防止や、法令遵守を通じて全体的な市場の信頼性を維持する役割を果たしています。


本人確認が不要な仮想通貨取引所はある?

結論からいうと、日本国内では本人確認が不要な仮想通貨取引ができる取引所は存在しません。一部の海外の取引所を利用すれば、本人確認をせずに取引可能です。しかし、海外の取引所では、日本円での入出金に対応していない、トラブルに巻き込まれる可能性があり、サポートを受けられないことが多い、などのリスクがあるので注意が必要です。
安全に取引を進めるなら、国内の金融庁から認可を受けている取引所を選ぶべきといえるでしょう。


仮想通貨の口座開設で本人確認を行う方法


先ほども解説した通り、現在日本の仮想通貨取引所で口座開設を行う際は、必ず本人確認をする必要があります。仮想通貨の口座開設時で主に行われる本人確認の方法は、下記の通りです。
●対面
●郵送
●オンライン(スマホ)
それぞれ詳しく解説していきます。


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対面

仮想通貨の取引は主にオンラインで行われるため、対面での本人確認を行っている仮想通貨取引所はあまり多くありませんが、対面での本人確認を行うことも可能です。
申込者が仮想通貨取引所への申し込みを対面で行う場合の手順は下記のようになります。
1.口座開設の申し込みをする
2.名前や住所などの基本情報を入力してサービスに登録をする
3.1~2営業日以内に本人確認に必要な書類が送られる
4.書類を受け取る際に配達員に本人確認書類を提示する
5.配達員が端末に情報を入力して本人確認を行う
6.登録情報との差異がなければ書類が渡される
7.仮想通貨取引所で承認されれば取引を開始できる
対面といっても、申込者が窓口に行って本人確認を行うわけではなく、配達員を経由して本人確認を行うという流れになります。


郵送

続いては、申込者が郵送で本人確認を行う場合の手順について見ていきましょう。
1.口座開設の申し込みをする
2.名前や住所などの基本情報を入力してサービスに登録をする
3.本人確認書類を撮影した画像やコピーを提出する
4.認証コードが自宅に送付される
5.自宅で受け取りをしたら取引を開始できる
郵送での本人確認は、手順自体は難しくありませんが、サービスの開始までに少し時間がかかるため、早めに登録をするようにしましょう。


オンライン(スマホ)

スマホから行う本人確認は、他の方法と比べて短時間で完了するため、申込者が途中で離脱するリスクが少ない方法です。ここでは、申込者がスマホで本人確認をする場合の手順について解説します。
1.口座開設の申し込みをする
2.名前や住所などの基本情報を入力してサービスに登録をする
3.本人確認書類を撮影して本人確認書類画像をアップロードする
4.本人の容貌を撮影して本人容貌画像をアップロードする
5.手続きが完了したら自動的に認証が終わり取引を開始できる
本人確認書類や本人の容貌の撮影には、さまざまな注意点があるため、申込者本人はもちろんのこと、仮想通貨取引所でも確認の際に気をつけなければいけません。本人確認書類画像や本人容貌画像はボヤけたり見切れていたりしないかなど、しっかりと確認するようにしましょう。
本人確認書類画像や本人容貌画像を確認する際の注意点については、「本人確認の具体的な方法は?対面・郵送・オンラインでのやり方を解説」の記事をご参照ください。

  本人確認の具体的な方法は?対面・郵送・オンラインでのやり方を解説の本人確認の方法や種類は? 自社サービスにおいて本人確認の必要性を感じつつも、具体的にはどのような方法が自社サービスに最適か悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。この記事では、本人確認の具体的な方法について解説するとともに、おすすめの手法について紹介します。 ネクスウェイ本人確認サービス/株式会社ネクスウェイ



口座開設時に利用できる本人確認書類

仮想通貨の口座開設の際に利用できる本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカードだけでなく、さまざまな種類があります。日本国籍と外国籍の方で必要な本人確認書類が異なるため、本人確認を導入する際には、よく確認しておきましょう。


日本国籍の場合

どの仮想通貨取引所でも、本人確認書類として認められているのは下記の書類です。
●運転免許証
●パスポート
●マイナンバーカード
●パスポート
●住民基本台帳カード
特に、スマホから本人確認を行う方法の場合は、「運転免許証とマイナンバーカードのみ本人確認書類として有効」としている仮想通貨取引所もあります。
オンラインや対面で本人確認を行う場合は、下記のような本人確認書類も有効です。しかし、単体では本人確認書類と認められないものもあるため、確認をする際には注意してください。
●健康保険証
●住民票の写し
●運転経歴証明書
●国民年金手帳
●印鑑登録証明書
●障害者手帳
また、有効な本人確認書類であっても期限が過ぎていれば使用できません。本人確認書類を確認するときは、有効期限内であるかどうかも見ておきましょう。


外国籍の場合

外国籍の方の本人確認では、下記に記載している書類1と書類2の中からそれぞれ一点ずつ必要になります。
【書類1】
●在留カード
●特別永住者証明書
【書類2】
●運転免許証
●マイナンバーカード
●住民基本台帳カード
●運転経歴証明書
●健康保険証
●住民票の写し
●印鑑登録証明書
●障害者手帳
このとき、書類1と書類2の氏名が一致しているかどうかを確認しましょう。片方がカタカナでもう片方がアルファベットとなっている場合もあるので、注意して確認が必要です。


仮想通貨の口座開設にはeKYCがおすすめ

仮想通貨の口座開設における本人確認では、eKYCがおすすめです。eKYCを導入することによって、下記のようなさまざまなメリットが得られます。
●本人確認・口座開設の時間を短縮
●オンライン上ですべて完結
●不正アクセス・不正利用の防止
それぞれ以下で解説していきます。


本人確認・口座開設の時間を短縮

対面での本人確認では、サービスの申し込みから利用を開始するまでに時間がかかるというデメリットがありました。利用を開始するまでに時間がかかると、すぐに利用を開始したいと思っている申込者にとっては、申し込みをするハードルが高くなります。
しかし、オンラインでの本人確認をスムーズに進められるようになれば、申込者が離脱してしまうリスクを軽減し、書類の郵送の手間がなくなることから本人確認業務にかかるコストも抑えられるのです。


オンラインですべて完結

eKYCでは、本人確認にかかる業務をすべてオンラインで完結させることが可能です。本人確認書類の真偽確認や顔写真の照合などにかかる人的コストを大幅に抑えられる上に、書類の保管に関わるコストも削減できます。
また、オンラインで完結するというのは申込者にとってもメリットが大きく、自分が好きな時間に好きなタイミングで申し込みができます。対面での本人確認では、配達員が来る時間に合わせて予定を空けなければいけないなどのデメリットがありますが、オンラインですべて完結すればその必要もありません。


不正アクセス・不正利用の防止

eKYCは不正がしにくく、セキュリティ面での安全性が高いというメリットもあります。eKYCでは、申込者がリアルタイムで撮影した本人確認書類の写真と本人の容貌写真を送信する方法によって、申込者が本人であることを確認する方法があります。
この生物学的な特徴による本人確認は、「生体認証」と呼ばれる方法です。もし誰かが不正アクセスや不正利用を試みたとしても、極めてリアルな3Dモデルを作成するなど、大変な時間とコストを費やさなければならないでしょう。
さらに、eKYCでは「まばたきチェック」や「首の傾きチェック」など、人間の自然な動きを確認するための手段も使用されています。したがって、たとえ高品質な3Dモデルを作成できたとしても、完全な偽装はほとんど不可能といえます。


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仮想通貨の口座開設におけるeKYCでよくある質問

ここまで、仮想通貨の口座開設におけるeKYCについて説明してきました。ここからは、仮想通貨の口座開設におけるeKYCでよくある質問についてQ&A方式で解説していくので、本人確認を行うときや申込者に説明をするときのために知っておきましょう。


本人確認の際にカメラが起動できないときは?

端末の設定で、カメラアクセスが許可されていない可能性があります。端末の設定メニューから、Googleなどの検索エンジンや仮想通貨取引所が運営している独自のアプリなど、仮想通貨取引所の申し込みを行っているアプリのカメラアクセスの設定変更を行う必要があるでしょう。
なお、カメラアクセスの設定を変更する方法は端末によって異なるため、方法が分からない方は端末のメーカーやキャリアに確認してから行わなければいけません。
なお、同時に複数のブラウザを開くと、カメラの起動に失敗しエラーが発生することもあるため注意が必要です。
具体的な方法は、仮想通貨取引所ごとに採用しているeKYCシステムなどによって異なる可能性があるため、事業者はホームページやアプリ上でしっかりと説明をしておくようにしましょう。


氏名、住所に変更があった場合はどうすれば良い?

仮想通貨取引所のホームページやアプリでログインをして、「本人確認情報の登録」や「本人確認情報の変更」といった項目から登録情報を変更するというのが一般的な方法です。変更後の情報が記載されている本人確認書類の添付も必要になります。
具体的な方法は仮想通貨取引所によって異なるため、事業者はホームページやアプリ上でしっかりと説明をしておくようにしましょう。


事前に撮影した容貌の画像も利用できる?

スマホでの申し込みの際には、本人容貌画像の撮影が必要ですが、これは事前に撮影をした写真は使用ができません。eKYCで行われる「生体認証」による本人確認では、申込者がリアルタイムで撮影した本人確認書類の写真と本人の容貌写真を送信することで、セキュリティ面での安全性を維持しています。
あらかじめ撮影した写真は使用できないという点も、気をつけておくようにしてください。


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仮想通貨の本人確認なら「ネクスウェイ本人確認サービス」

もし、仮想通貨の口座開設における本人確認にお悩みであれば、「ネクスウェイ本人確認サービス 」にご相談ください。ネクスウェイ本人確認サービス は、金融機関でも採用されている高度なセキュリティ対策とeKYCの技術力で、多くの特定事業者から選ばれており、暗号資産交換業への導入実績も豊富です。多くの特定事業者から選ばれています。
eKYCだけでなく、そのあとに必要な本人確認業務や転送不要郵便の発送もまとめて代行しているためおり、本人確認にまつわる業務をワンストップでお任せいただけます。ネクスウェイ本人確認サービス の導入事例は下記の通りです。

●株式会社coinbook
株式会社coinbookは、暗号資産業界で新たな市場を切り拓くために取り組んでいるスタートアップ企業です。新規IEOサービスの開始に備え、ネクスウェイの「ネクスウェイ本人確認サービス」と、二要素認証に活用する「SMSLINK」を導入しました。
これらのサービスを導入することによって、事務部の業務負荷軽減につながり、事務部が新規事業のコア業務に注力できるようになったようです。

●コインチェック株式会社
コインチェック株式会社は、仮想通貨取引所Coincheck、及びビットコイン決済サービスCoincheck paymentを運営しています。犯罪収益移転防止法に対応するため、書留発送業務を整備する必要があり、ネクスウェイの「本人確認・発送追跡サービス」の導入を決定しました。
わずか1週間という短期間でサービスの導入が完了した上に、社内での発送業務がゼロとなり、トータルコストの削減に成功したようです。

仮想通貨の口座開設時は、不正利用やマネーロンダリングなどの犯罪行為を防止するための本人確認は欠かせません。従来の本人確認の方法はどうしても手間や時間がかかり、ユーザー・事業者の双方にデメリットがありました。
しかし、オンラインで本人確認が完結するeKYCなら、最短で申込み当日に口座を開設することが可能です。口座開設時の本人確認に関するお悩みを抱えている方は、ぜひネクスウェイ本人確認サービス をご利用ください。


暗合資産交換業の導入企業様


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まとめ

仮想通貨の口座開設を行う際には、不正行為や詐欺行為を防止して顧客の安全を確保するために本人確認が必須です。本人確認の方法としては、対面、郵送、オンライン(スマホ)などがあり、それぞれで特徴や確認の手順が異なります。
本人確認のプロセスを効率化するためには、オンラインでの本人確認にも対応できるeKYCの導入がおすすめです。eKYCの導入は申込者と事業者の双方にとってメリットがあり、手間と時間を削減して迅速に取引を開始できます。スピーディに取引を開始できるeKYCの導入をお考えの方は、ぜひネクスウェイ本人確認サービスをご検討ください。


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eKYCサービス選定の5つのポイント

ネクスウェイ/本人確認サービス 編集部
ネクスウェイ/本人確認サービス 編集部
金融・リユース・シェアエコ・不動産など230社以上の本人確認業務をご支援した経験をもとに、本人確認業務に関わる情報、eKYC化のポイント、業界ごとのユースケースなど価値あるコンテンツをお届けしていきます。ネクスウェイでは本人確認をトータルで支援するKYCクラウドサービスを提供しています。
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